『認知症カフェ』 第14回が開催されました

『認知症カフェ』 第14回が開催されました

7月24日認知症カフェを開きました。
今回は、11名の方が参加されました。参加がはじめての方が4名いらっしゃいました!
そのうち、お一人は伊佐市の広報誌に掲載する写真撮影のために、認知症の勉強を始めたばかりのPR課の職員の方でした。

 

まずは、アイスブレイク
心理師が、ストループ効果を使ったゲームを用意しました。

ストループ効果って?ストループ効果とは「文字の色の情報と文字の意味が持つ情報、それぞれ二つの持つ情報が矛盾している場合、答えを導き出すまでに時間が掛かってしまう現象」です。
例えば、これ↓

緑色で<赤>と書いてある文字、「なんと読みますか?」と聞かれたら、一瞬「あれっ?」って思いますよね…? 文字と色が干渉しあうそうです。即答できなくても、この「あれっ」っと思うことで側頭葉を活性化するらしいです。
毎回、いろんなゲームを紹介してくれる心理師さんたちです!

 

そして、今回のメイン講座は、
『お薬との優しい付き合い方 ~安全、安心なお薬の使用について~』

当院の薬剤師がお話しました。
副作用と薬物有害事象について、高齢者になるほどお薬が多くなっていること、安全安心なお薬との付き合い方について話をしました。

ここで、ひとつ
<安全安心なお薬との付き合い方>のまとめです。
①使っているお薬は必ず伝えましょう
②自己判断でお薬の使用を中断しない
③むやみにお薬をほしがらない
④若いころと同じだと思わない  そして
⑤分からないことがあれば相談しましょう!
⑤が一番大事ですね!
①にはお薬手帳が活躍です!
また、<認知症に関連する Q&A>では、日ごろの皆様の疑問。。。
例えば薬を飲み忘れた時はどうしたらいいの?
残った薬があります。どうしたらいいの?
などなど、一つひとつ薬剤師が答えました。

皆さん真剣です(^-^)

 

実際に、参加者からの質問も…薬の飲み方や、血圧の薬についてなどより具体的な質問もありました。

皆さん真剣に聞いていらっしゃいますね

薬剤師がお答えします!

講話後の談話・・
◆初めての参加で不安だったが、良い雰囲気でお茶やお菓子もおいしかった。母親が認知症だが、お薬について飲み忘れた時の対応法を聞けて良かった。介護で心ギスギスしていたが心が和らいだ。来てよかった。
◆・・・・薬の飲み方は参考になった。以前と違う話がきけてよかった。母親がたくさん薬を飲んでいるが早速チェックしたい。
◆ここに来たいという人が多い。交通手段があればたくさんの人が参加できるかもしれない。検討してほしい。
⇒ 出張カフェもしております。ご希望の内容を聞いて近くの公民館などでカフェを開催します。お気軽にご相談ください。
◆認知症の勉強をはじめたばかり。皆さんの声、プロの声が聞けて勉強になった。たくさんの人にカフェをしてほしい。広報いさ9月号で紹介し皆さんのちからになりたい。(PR課)
⇒ ありがとうございます。広報よろしくおねがいいたします。

本日も参加していただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

次回は、9月25日(土)の開催を予定しています。皆さまのご参加お待ち申し上げます



※参加者の方の了承を得て画像掲載しております

2021年08月10日