『認知症カフェ』 第13回が開催されました
『認知症カフェ』 第13回が開催されました
5月22日認知症カフェを開きました。
今回は13名の方が参加されました。参加が初めての方が2名いらっしゃいました!うれしい(^-^)
アイスブレイクは心理師が担当し、今回は連想ゲームをしました。
『連想ゲームは、4つの言葉のてがかりから共通するある1つのものを考えるゲームです。

連想ゲームとは
・赤い
・甘い
・青森
・パイ
⇒さて、この4つから何を思い浮かべましたか?
連想ゲームには、前頭葉を活性化する効果があります。』
前頭葉って?『前頭葉は、考えたり、記憶したり、判断したり、気持ちをコントロールするなど日常生活を送るうえで大切な機能をつかさどる脳の部位』です。
自分で考えて答えを閃いたときだけではなく、難しい問題でも答えを聞いて「あぁ、なるほどそうか!」とピント思った時にも前頭葉の活性化につながるのですよ。さて、先程のこたえは・・・「りんご」でした!


今回のメイン講座は、『回想法』今回は、作業療法士が担当しました。
回想法とは、『過去のことを話すことで精神を安定させ認知機能の改善も期待できる心理療法のこと』です。
<思い出のものや、写真、映像を見ることで昔の記憶を蘇らせる>こと、<思い出したことを人に話すという行為が脳を活性化させる>特色があります。


皆さん真剣に聞いていらっしゃいますね

回想法について説明があった後、令和から平成、そして昭和まで回想シートにそって遡ってきました。みなさん、それぞれの時代の思い出もたくさん話してくださいました。
【社会の出来事】【生活】【流行】3つのカテゴリー、特に昭和はそれぞれ懐かしいものばかり。山野線に乗って通学したこと、ピンクレディーの歌は今でも歌えます!

オイルショック、初期の頃の洗濯機・・絞り器の部分で指を挟んだ痛い思い出・・・昭和33年11月27日皇太子のご成婚発表・・どこのテーブルでも話が弾みました。
最後に、工房あけぼので作った「竹・灰・もち米・きな粉」で連想するもの、そうです!あくまきをみんなで頂きました。


次回は、7月24日(土)の開催を予定しています。皆さまのご参加お待ち申し上げます。
※参加者の方の了承を得て画像掲載しております