『認知症カフェ』 第24回が開催されました
今年度2回目の認知症Caféを8月16日に開催しました。
とても暑い日でしたが、初回参加の3名を含む12名の方に参加していただきました。
まずは、アイスブレイク。今回は片岡心理師が、ゲームを考えてくれました。
交代で紙コップを積み上げていって積み上げに失敗した方が<この夏楽しかったこと>を発表していただきました。
積みあがったと思って安心した瞬間に崩れ落ちる・・・とても盛り上がり、簡単に思えるゲームでしたが、とても盛り上がり楽しかったです。
また、それぞれの夏の思い出話に自分もほっこりしました。お孫さんに会いにいったり、新しい趣味を始めたり、皆さん、楽しい体験をされていました。
さて、今回の講話のタイトルですが・・・
大口病院には、多くの職種のスタッフがいます。それぞれの職員が専門を生かして患者さんの治療をサポートしています。今回の講話は、
『認知症ケアに関わるお仕事を知ろう~適切なサポートをうけよう~』
というテーマで精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理師の3人に話をしてもらいました。


講話を終えて、意見交換の時間には、実際、「義父が認知症だったが病気のことや受診、入院のことを知らなかったので後悔がある・・・」「自分が認知症なんじゃないかというのは自分ではなかなか気づきにくいと思うが、今日の講話で勉強になった。入院するとこういうことをやってくれるんだというのが分かってなんだか安心しました」と話されました。社協のケアマネさんも参加していただき「普段みえてこない仕組みや役割がわかりやすく理解できたから、すごくありがたかった」という意見ももらいました。
このようなご意見を頂くと、認知症カフェを開催してよかった・・・と思うとともに、このような情報を知らない方に届けることが早期発見・早期治療につながると思いました。ここに来られない方にも情報が届くような仕組み作りが必要だと思いました。ぜひ、みなさんのお住いの地域にもぜひおうかがいしたいと思いました。
それぞれの職種が質問を受けそうな内容に回答する形で話した内容は以下です。
■精神保健福祉士
Q1.病院には、「相談員」の方がいますが、どのような相談に対応していますか。
Q2.退院を検討する時にその後の生活が不安です。アドバイスをお願いします。
Q3.介護に関するサービスや制度など教えてください。
■作業療法士
Q1. 生活機能回復訓練 とは何ですか?
Q2.認知症の方に対する作業療法では具体的にどんなことをしていますか?
Q3.普段の生活の中で認知症予防としてできることはありませんか?
Q4.福祉用具や住環境など検討したい時はどうしたらいいですか?
■臨床心理師
Q1.問診ではだれがどんなことをききますか?
Q2.聞き取った内容はどのように活用されますか?
Q3.どのような検査がありますか?
Q4.検査で認知症かどうか決まるのですか?
Q5.認知症の方と関わるときのアドバイスがあれば教えてください。などなどです・・・
今回は、このような内容で話をしましたが、希望の内容にそって講話を用意します。
ぜひ、お声かけくださいませ。
※参加者の方の了承を得て画像掲載しております