遅くなりましたが、5月15日に今年度1回目の認知症Caféを開催しました。
今回、新規2名の方を含む14名の方に参加していただきました。
新規の方々は、チラシを見て参加していただきました。ありがとうございました。
今回のテーマは、『介護ストレスってなんだろう?~不安やイライラと上手に付き合うために~』というタイトルで、公認心理師・臨床心理士の片岡さんに担当していただきました。
まずは、アイスブレイク。
今回は中園作業療法士が、【グーパー運動と親指・小指体操】を紹介してくれました。
グーパー運動や親指小指体操は、認知症予防や脳の活性化など効果があるそうです。
でも、難しい~! よく考えながら……こう考えることが大事なのでしょうか?
皆さんとても一生懸命に取り組んでおられました。
紹介してくれた中園さんも途中で「あ、私も間違った~」と笑っていました。
参加者もスタッフも頭を使いつつも、和やかにアイスブレイクを楽しみました。
次に本日の講話です。
皆さん、ストレスを感じることってありますか?
毎日の生活の中では、大なり小なりストレスを感じる場面があると思います。
そもそもストレスって何?
ストレスになる要因って何があるの?
ストレスを受けた時のこころの状態は?
ストレスの種類や、その時こころはどうなるか…
空気が入った風船は、衝撃が加わっても反発して押し返そうとするけど、
衝撃が強かったり、ずっと力を受け続けると、割れたりしぼんだりしてしまう…。
心の状態は風船とよく似ているらしいです。
今回片岡さんは、そんな専門的な話から入って、
認知症の家族を介護するときに感じやすいストレスまで教えてもらいました。
そして、とても大事なこと、ストレスの対処法です。
ストレス・イライラを軽減させるために、怒りへの対処法が重要なようです。
対処法の一つであるマインドフルネスを、
片岡さんに教えてもらいながら参加者の皆さんと一緒にやってみました。
こころが、ふっーと落ち着きました・・・
最後のまとめに、以下のことを話されていました。
認知症予防のためにも、ストレスとうまくつきあうこと…
◆”毎日を楽しく暮らす”が認知症を遠ざける
◆人との交流は脳への素晴らしい刺激になる
◆”自分の性格に合っている方法”を選んで楽しむことが一番!
例:おしゃべり、外出、スポーツ、ボランティアなど…
→あっていない方法だとストレスになってしまい、ストレスは海馬を委縮させる危険因子になる
毎日を楽しく暮らしたい!!とこころから思いました。